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2006年12月 1日 (金)

ご分心の御開運の祈り

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いよいよ師走。
早いもので、平成18年も残すところ1ヶ月となりました。
本日12月の“ついたち御日拝”はまた格別に有り難く、明るく温かくそして赫々たるお日様をお迎えさせていただくことが出来ました。
本当に有り難いことです。

さて、黒住教には「ご分心の御開運の祈り」という祈りのことばがあります。

いかに我が子が可愛いといっても、両手を泥まみれにしていては、その汚れた手にはお菓子を与えないでしょう。
「手を綺麗に洗って来なさい。そうしたらお菓子をあげますよ」と言うに違いありません。
天照大御神様はこの親心を大きくしたご存在で、絶えず“生かしていこう”“育てていこう”とお働き下さっています。
しかし、可愛い子ども、すなわち私たち人間が、対人関係はもとより、仕事の上で、また経済問題などで知らない間に心を傷つけて、ちょうど泥だらけの手のような姿であれば、大御神様が“おかげ”という素晴らしいお菓子を与えようとしてもいただくことが出来ません。
教祖宗忠神は、次のように御教え下さいました。
「わが本心は天照大御神の分心なれば、心の神を大事に仕り候えばこれぞ誠の心なり」
黒住教ではこの御教えにより、心の中の心というべき「お心様」のことを、大御神様の「わけみたま」、「ご分心(ぶんしん)」と言い、そして「人はご分心の鎮まる神の子」であると説きます。
大御神様が“本家”で私たち人間一人一人はその“分家”なのです。

人は生かされて生きています。
自分で考え、働き、食物をとり、自分の力で生きているように見えますが、「ご分心」という大御神様から分けていただいた“いのちのもと”があればこそ、心臓も動き、呼吸もでき、食べたものも消化吸収し生命活動を営むことができるのです。
現の第六代黒住宗晴教主様はそのところを「ご分心は、心の神ともいうべきご存在で、そこにおいて生命の親神である大御神様と直結しています。私たちのいわゆる心は、ご分心の器、心の神のご座所です。したがって、心を汚し、傷つけることは、ご分心を痛め、そのお働きをゆがめ弱めることになります」と説かれています。
そして、神道山における毎朝の御日拝の尊いご体験から、教祖神が御教えの「心で心に祈れよ」「心をもって心を養え」「祈りは日乗りなり」の御教語を実践する方法として、「ご分心の御開運の祈り」を御教え下さいました。

まず正座(椅子でも可)をし、背筋を伸ばし肩の力を抜きます。
あごを引いて、体の重心をおへその下辺りにおくような気持ちで、ゆっくりと下腹を引っ込めながら息を吐きます。
次に下腹を前に突き出しながら、ゆっくりと息を吸います。
こうして、何度かつとめて呼吸を整えてから、胸元に両手を合わせ、軽く瞳を閉じ、心の中で唱えるのです。

祈りの中の“オー”というのは、御神前の御扉を開く時や、神様をお遷し申し上げ鎮めまつる時に唱える“警蹕(けいひつ)”で、心中にしっかりとお鎮まり下さるべく唱えるのです。
“わが心身(み)”というのは、身も心も合わせて“み”といい、精神的、肉体的にという意味です。
この祈りは、声には出さず、心の中でわが心の神に言い聞かせるようにつとめます。
神様を拝む時は、普段前方に御神前がありますが、この祈りをつとめる時には、自分の後ろには教祖の神様がいらっしゃる、そして温かく見守って下さっているとの思いで、そこに届けとばかりに一心に祈り込んで下さい。
二度、三度、四度、五度と、繰り返してお祈り下さい。
すると、合わせた両手の指先がピタッとくっつき、ジンジンと温かく感じてきます。これはご分心が大きく養われ、心が清められた証(あかし)なのです。
そして、ほのぼのとした“有り難い心”になってまいります。
こうなれば、大御神様と一体であるご分心がその活力を発揮し始めたのであり、汚れた手を綺麗にしてお菓子をいただけるように、確かなおかげをいただく受け皿ができたのです。

教祖宗忠神も、次のように確言され御教え下さっています。
「心明らかなるときは、すなわち天照大御神わが一心にあらわれ給いて、運をそえ給うこと疑いあるべからず。有り難し有り難し有り難し」

《本日の御教え》

  ご分心の御開運の祈り

     天照大御神様
     ご一体の教祖宗忠の神様!
     どうぞ、わがご分心をして
     昇る朝日のように
     もっと大きく いきいきと
     しっかりとお鎮め下さい
        オー オー オー
     そしてわが心身(み)の罪けがれを
       祓えたまえ清めたまえ
         祓えたまえ清めたまえ
           祓えたまえ清めたまえ

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